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川口浩と野添ひとみ

古い映画のことを調べるのに使っているのが、ぴあMOOKとして出版されている「シネマクラブ」という分厚い電話帳本です。今は邦画と洋画が合本されたので、ますます超分厚くなっていますが、監督・男優・女優などの索引も充実して便利な本だな、と思っていました。ところが、ところがですよ。男優の索引で「川口浩」を調べようと思ったら、な、ない! 日活の石原裕次郎の向こうを張った大映の青春スター・浩くんの名前がどこにもないのです! 「川」の字のついた俳優は川谷拓三も川地民夫も結構な作品歴のスペースを取って、でんと構えているのによぉ。拓三や民夫より、浩くんのほうがず~~っとスターだったんですよ。 次いで、女優の索引で、浩くんのお相手役だった野添ひとみの名を探したら、な、なんと、これも全く見当たりませんでした。どうしてなんでしょう? 私は鬼才増村保造監督の「くちづけ」や「巨人と玩具」に出演した川口・野添ご両人、青春そのものだったお二人のキラキラした姿がいまだに忘れられないのに…。そう言えば、東宝の久保明・青山京子や松竹の田浦正巳、石浜明ら青春スターの名前も抹殺されているようです。そうか、青春って、そんなにはかないものだったんだよなぁ、と梅雨空の下で嘆く私です。

  重畳の山のごとくに梅雨の雲      大波

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