4秒間
正式な名称は忘れましたが、岩手・宮城地震では「これから大きな地震がくるぞ」という速報が初めて出されたそうですね。しかし、その速報が出たのは、震源に近いところではたったの4秒前だったそうですが、それでもとっさに倒れそうな家具の前から逃げたという人もいたようで、な~るほど役に立つんだなぁ。でも自分だったら、4秒間で何が出来たろうかと考えてみると、結局何もできそうもないですねえ。たぶんその場に立ち竦んで、ぼーっとしているだけではないかと思います。運神が鈍くて、瞬発力というものがないからなぁ。しかし、何かの下敷きになってしまうのは、やっぱりイヤですねえ。もしその時自室に自分がいたとしたら、私はきっと俳句や詩の本と映画の本、クラシックやジャズのCD・LPの山に埋もれてしまうでしょう。まあそれも自業自得、本望かも…。それにしても青春時代に歩いたこともある栗駒の山々の無残な姿には、やはり胸が痛みます。テレビから流れる故郷の宮城訛りも、ひたすら悲しいです。
梅雨雲の底より昏れてきたりけり 大波
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