« 2008年6月7日 | トップページ | 2008年6月9日 »

三谷幸喜について

「ザ・マジックアワー」は、今の騒ぎのほとぼりが冷めるまで観に行くつもりはないし、三谷幸喜の顔をこう毎日のべつテレビで見かけると、流石にうんざりしてしまいますよねえ。たまに橋田寿賀子の顔を見たくなったりします(笑)。でも口惜しいことに、私は結構、三谷ファン。これまでの監督作品はすべて映画館で観ていますし、全部DVDを持っています。「ザ・有頂天ホテル」なんて、特典つきの高価なスペシャル版だよ~(笑)。でも彼の本質は、やっぱり、舞台人であること、ではないでしょうか。「オケピ!」とか、「笑の大学」とかの傑作舞台のDVDを観るとしみじみそれが分かりますし、「ラジオの時間」から「ザ・有頂天…」まですべて限られた空間でのコメディになっているところに、三谷幸喜の世界が存在しているように思います。大好きだったテレビドラマ「王様のレストラン」もそう、「古畑任三郎」シリーズも、そこはかとなく舞台推理劇の匂いがしませんか? そうそう、「やっぱり猫が好き」も、やっぱり舞台劇の匂いが好き。私は、むか~~し、学生演劇の花形役者だったので(笑)、三谷くんみたいな舞台人趣味に、ついつい親近感を覚えるDNAを持っているのですよ。でも三谷幸喜の脚本よりもはるかに面白いのは、初対面の女性タレントと全く心の通わない対談を重ねる「気まずい二人」という文庫本です。絶対に笑えるので、まだ読んでいない人はぜひ!

  ばら苑といふほどもなき薔薇を愛ず      大波

| | コメント (0)

« 2008年6月7日 | トップページ | 2008年6月9日 »