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黒沢清監督の映画

黒沢清監督の映画が、カンヌ映画祭で受賞しましたね。なんでも「ある視点」部門賞だそうですが、「ある視点」て、どんな視点だ?(笑) 私は黒沢清監督は、結構好きなんです。そりゃあ、黒澤明監督ほどじゃないですけれど…(わはは、洒落にもなってないぜ)。彼の映画って大体がホラーなので、半分は怖いけれど、半分はなんとなく滑稽なんですよね。オダギリジョーと浅野忠信共演の「アカルイミライ」、多摩川みたいな河を真っ白なクラゲの大群が流れていく映像が典型的ですが、怖いような美しいような笑いたくなるようなヘンな映画! 近作の「叫」でも、真っ赤な服を着た葉月里緒菜の幽霊が人間一人をズボッと吸い込むのが湯呑み茶碗の中、というのが何とも奇妙で恐ろしくて可笑しかったです。とにかく理屈では割り切れない不思議な展開の映画を作る人で、そこが魅力だと私は思っています。それから、彼の女優さんの趣味のよさも大きなポイントですね。中谷美紀、小雪、麻生久美子、小西真奈美、そして今回の小泉今日子…ほ~ら、私とピッタリ趣味が一致するじゃあありませんか。ただの映画監督じゃなくて、東京芸術大学大学院の教授だそうです。巨匠と呼ぶのは、なんか抵抗感があるなあ(笑)。

  あぢさゐの坂の上より色づきぬ        大波

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