« 2008年5月 5日 (月) | トップページ | 2008年5月 8日 (木) »

「ちりとてちん」総集編

昨日と今日の二日間、「ちりとてちん」の総集編が放送され、朝食の後片付けもしないでテレビに噛り付いてしまいました。半年間の放送を、前後編あわせて3時間20分に編集するのですから、骨組みだけの「ちりとて」になってしまったのは、まあ止むを得ないことでしょう。DVDの完全版を待つのみです。でも、総集編は泣かせどころはきちんと抑えて、その場面場面を丁寧に再構成していましたので、おお、おお、私はまたぐちょぐちょに泣いてしまいましたわい(笑)。それよりも感心したのは、総集編というかたちで全体を見渡すと、「ちりとて」の脚本がいかに先々を見通して、しかも懐深く書かれていたかということです。朝ドラの一代記もので、子ども時代のエピソードが半年先のラストまで生きているというのは、実にすごいことだと思うのです。脚本の藤本有紀さんの緻密な構成力と、端役のはしばしにまで愛情を降り注いだ人間性に、今更ながら賛辞を惜しみません。考えてみれば、こんな傑作の前後に放映された他の朝ドラは、不幸なめぐりあわせだったのかも(笑)。でも、もう少し頑張ってほしいよね。

  小さき木は小さく揺れて夏立ちぬ       大波

| | コメント (3)

十万人歳時記

郵便受けに入りきらす、半分以上はみ出している小包があり、何だろうと思って開けてみたら、「ザ・俳句 十万人歳時記(春)」(第三書館)という本でした。こんな本頼んだおぼえはないぜ。歳時記に添えられた手紙を読むと、どうやら贈呈本らしいのですが、ええっ、春夏秋冬新年の全五巻プラス総索引の全部を贈呈してくれるっちゅうの? 何でも宗因・芭蕉の昔から現代に至る俳人十万人の例句を収めた歳時記だそうで、パラパラ頁をめくってみると、季語解説はすべて3~4行のいたって簡単なもの、その代り例句はイヤというほど数多くずらりと並んでおり、な~るほど、これは歳時記というより季語の例句集なんだなと思いました。これだけの数の例句があるのだから、ひょっとすると自分の句も入っているかも知れないと思い、別冊の索引名簿を開いてみると、すべて「音読み」でコンピューターのソート順に従って作られたとのことで、私の苗字「境野」は「サカイノ」ではなくて「キョウヤ」で引かないと出てこないんですね。探し出すのに汗かきましたよん。私の句は二句ほど入っていましたが、ほかにも親しい句友の句がどっさり見つかりました。みんなのところにもこの「十万人歳時記」が送られたのかな? いずれにしても、自分が十万分の一ぐらいの俳人であることがわかって、まずは目出度いことで…(苦笑)。

  菖蒲湯に古希と不惑の父子かな        大波

| | コメント (0)

« 2008年5月 5日 (月) | トップページ | 2008年5月 8日 (木) »