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矢川のおたまじゃくし

矢川緑地の吟行に行ったのですが、やはり桜はすっかり花時を過ぎてしまい、どこを歩いていてもはらはらと花びらが舞い降りてきました。とても心配なことがひとつ。この冬から矢川緑地の湿地帯がなぜかカラカラに乾上がったままで、春になっても水生の植物が見られなくなっていることです。もしかすると水源が涸れてしまったのか、と案じています。淀みがちな流れに目を凝らすと、足が生えたばかりのおたまじゃくしの大群がこちらにひとかたまり、あちらの岸辺を大量移動中と、ここも春の気配が濃厚でした。水辺には花ダイコン、ニラの花、草いちごの花などが咲き競っていました。イタドリ(虎杖)の若菜が萌え出ており、M吉くんが一本茎を抜いて「これ、子どものころよく食べました」と言いながら齧っておりました。欠食児童め。吟行の途中、パラソルのような日傘をさした髭面の外人さんが突然出現して何かと話しかけてきたのですが、「わたし12歳のとき頭を打ってそれ以来記憶力がダメになりました。だから日本語話せませ~ん」みたいなことをしきりにしゃべっていました。ウソつけ、ちゃんと日本語話しているじゃないか。こういう人を、むかしは「ヘンナ外人」と言ったものです。おかしなことの多い春の陽気です。

  さへづりといふほどでなく春を啼く       大波

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