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西田さっちゃんの歌

きのう書いた小林旭のLPといっしょに二束三文で買い込んだのが、西田佐知子の二枚組みの中古LPレコードでございます。今でいうところのカバー曲集で、藤圭子(ヒッキーのママだかんね!)、菅原洋一、伊東ゆかり、佐良直美、いしだあゆみらのヒットソングを熱唱しているお徳用盤。西田さっちゃんという人は不思議な個性を持っていて、けだるいアンニュイ感を漂わせながら少女のようにかわゆい声なんですね。また、全体にヘタっぽい印象なのに聞きこんでみると細部でとてもテクニカルだったりする、二律背反の歌手だと思います。このアルバムは熱烈なさっちゃんファン向けだと見えて、当時流行の身体にピッタリのシャツブラウスにミニスカート姿のさっちゃんの写真もいっぱいついています。プレイヤーにかけてみると、若干の針音ノイズはするのですが歌声は超鮮烈。「命かれても」なんかオリジナルの森進一のように妙な唸りを入れたりしないで情感たっぷりです。「釧路の夜」も元祖美川憲一よりも哀しみがじわっと滲み出て秀逸。さっちゃんってこんなに歌が上手だったんだ。今は人妻となって、幸せに暮しているんだろうなぁ。古希の老人はちょっぴりおセンチです。

  レコードの古きノイズもあたたけし      大波

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