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花の墓参

前にも仮名で書きましたが、今年の正月に急逝された古くからの句友・冨山いづこさんのお墓に、およそ3ヶ月遅れてお参りしてきました。いづこさんは私の第一句集「赤子」の出版記念会のすべてを取り仕切ってくれ、そのご恩を忘れることの出ない方でしたが、近年は結社の事情でお会いできないままになっていました。そのいづこさん、今は西浅草のビューホテル裏側にある天嶽院の冨山家のお墓に眠っております。あの元気ないづこさんの他界はあまりに急なことだったので、いまだに信じられないでいたのですが、墓誌に智照院詠譽妙純大姉の戒名とともに平成20年1月2日没、行年56歳と彫られているのを見て、ようやくその事実を受け入れました。ささやかな花を供えてあらためてご冥福を祈りました。浅草の賑わいの中にあるお寺なのでこじんまりとした佇まいでしたが、山門の傍に植えられた桜や蘇芳の花がきれいでした。戒名の中にも「詠」の字が入っているように、いづこさんは亡くなられても俳句を詠んで楽しんでいるかも知れません。泉下にある亡妻のさかいのこなみや渡辺夏紀さんとにぎやかに句会などをしているといいな、と思いました。

  山門に花の満ちたる墓参かな        大波

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