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ヒラリーの夜

くどいようですが、ヒラリーと言っても栗きんとんさんのことではなくて、バイオリニストのハーン嬢のことですからねっ。今夜サントリーホールで行われたBBCフィルの演奏会に、ヒラリー・ハーンが出演。先ごろCDが出たばかりのシベリウスの協奏曲を演奏したのです。そうですねえ、正直言って、CD以上によかったっすよ。ヒラリーは、シルバー系の飾りがピカピカ輝くロングドレスで登場。ジャナンドレア・ノセダ(…って、どこの国の人?)の指揮で、流れるようにしなやかに、しかし締めるところはカチッと正確に締めて、おなじみシベリウス節をじっくり堪能させてくれました。アンコールでバッハのパルティータのサラバンドを演奏したのですが、これが絶品。こよなく美しい響きで、私の魂は震えました。BBCフィルは初めて聴きましたが、いかにもイギリスのオーケストラらしく分厚いサウンド、決して悪くはなかったのですが、チャイコフスキーの「悲愴」なんかはちょっと「切れ」が悪い感じを受けました。それにしてもサントリーホール、休憩時間にはトイレに長い長い行列ができて(男子のトイレもですよ!)、国際的な音楽の殿堂なんだから、もうちょっとなんとかならんかい!ホールの外の人工の滝を見ているうちに、だんだん腹が立ってきて、つい、季の違う季語が三つも入った句を作ってしまいました(笑)。

  冷え冷えと鳴り三月の作り滝      大波

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