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矢川の春禽

すっかり春めいてきましたね。一月ぶりの国立の矢川緑地帯は木々の芽もふくらんで、鳥たちのいわゆる「囀り」もだいぶ賑やかになっておりました。湿地帯にはまだ水が入っておらず、なんだか風情に乏しいのですが、名物の柳の大樹は芽吹きの緑が鮮やかに見えました。そのあたりにはムクドリが群れをなして餌をつついており、榛(ハン)の木には黒っぽい花が細長く垂れ下がっていました。なるほど、高野素十の「榛の木の花咲く窓や明日は発つ」という句は、もうすぐ新学期になろうという時季にぴったりの句なんだなと納得しました。句会場の郷土文化館に行くと、子供たち手作りの紙のお雛様が廊下にずらりと並んでいました。どのお雛様も( ^ _ ^ )の形の笑顔になっていて、とてもかわゆかったのでした。句会に出して、おさな過ぎると批判された一句。

  紙雛のみんな笑つてをりにけり      大波

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俳句」カテゴリの記事

コメント

紙雛のみんな笑つてをりにけり      
現場に居合わせた者として一言。「批判」という感じではなく、大変みんなに好意的に受け取られていたのでした。私も好きな句です。

投稿: ちよぱら | 2008年3月 3日 (月) 12時47分

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