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ヒラリー・ハーン新譜

雛の日なので、女性音楽家の話をしましょう。クラシックのバイオリニスト、アメリカのヒラリー・ハーンの話です。ヒラリー・クリントンじゃありませんよ(笑)。彼女の新譜、シェーンベルグとシベリウスの協奏曲、相変わらずシャープな音ですが、決して尖がっているのではなくて、しなやかで強靭で、よく歌うのです。彼女はなかなか野心的で、これまでに取り上げた作曲家はバーバー、メイヤー、エルガー、シュポアなどあまり売れ筋ではない独自の選曲でレコーディングを続けています。そこが、私の好みなんですね。ナマのステージはこれまで二度ほど来日公演を聴きにいっていますが、おお、そう言えば、ヒラリーってアメリカ人のくせに端正なお雛さまみたいな顔をしているじゃないか(笑)。彼女のCDでお奨めなのは、バッハのバイオリン協奏曲集と、モーツアルトのソナタ集でしょうかね。特にモーツアルトは、中国人の仲良しピアニスト、ナタリー・シューと絶妙のアンサンブルで、ピリス=デュメイのご夫婦コンビといい勝負をしていますよ。天才少女だったヒラリーももうすぐ三十路、近々またコンサートに行く予定なので、今からワクワクしているミーハー・クラシック音楽ファンでござりまする。

  榛の花揺らしギターの一小節       大波

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