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桧原村のこんにゃく

お誘いを受けて、東京の奥座敷、桧原村数馬に俳句つくりに行ってきました。南秋川の清流に沿った浅間(せんげん)尾根登山口、まわりの山々は今紅葉が始まったばかりで、その美しい初冬の景色に暫くはボーッとしてしまいました。急傾斜の坂を登っていくと、そこは「浅間坂」というかなり知られた民宿です。宿の建物から深い峡谷に向かって木製の大テラスが張り出しており、よく晴れた今日は、蕎麦の実や芋がら(ずいき)が干してありました。この宿の名物は山菜や畑の作物を使った家庭料理です。タンポポやミツバの天ぷら、名産のジャガイモの煮付け、ヤマメの塩焼きなどがずらりと並び、「わ~い、ご馳走だ~い」とホクホク喜んでしまいますが、その中でも、わさび醤油で食べる刺身こんにゃくが絶品です。口をつければ溶けてしまいそうなほど柔らかく、ツルリと喉を通っていくときの快感は、「ああ、俺はこれを食べるために、70年の人生を送ってきたんだ」と思うほどでした。俳句も結構いっぱいつくったのですが、まあまあの俳句と自認できたのは、3割5分ぐらいの打率でしたでしょうか。山奥の空気を胸いっぱい吸っただけでも幸福でしたぞっ!

  粧へる嶺々杉の木の間越し       大波

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