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十三夜の吹き出物

今夜の月をごらんになりましたか? 陰暦九月十三日の名残の月は、雲のフリルをあしらって皓々と照り、いつまでも見とれていたいきれいな月でした。「後の月というと、どうしても思い出さずにはいられません」と笠智衆の渋いナレーションで始まる映画「野菊の如き君なりき」を思わせる、十三夜の月でした。あの映画の田中晋二と有田紀子の超初々しかった二人は、その後いったいどうしているのでしょうね?

妙な話ですが右の耳の前、頬っぺたのはずれのあたりに吹き出物ができて、日に日に大きくなってくるので、皮膚科の先生のところに診てもらいに行きました。「悪性の腫瘍ではなさそうだな。焼いてしまおうかね?」と先生が言うので、「焼いてしまいましょう」と私。するといきなり脱脂綿で包んだ何物かを吹き出物に押し付けられ、ヒヤ~~リとする不思議な感触。「これ、マイナス200度だよ」と平然と先生がおっしゃって、治療はおしまい。やがて吹き出物のあたりがチクチクと猛烈に痛くなってきましたが、一昼夜するとこれが真っ赤に変色して、ぺろりと剥けてしまいました。あとはフヨフヨになっていますが、そのうちこれが乾いて平らになる筈。こんな状態で見た十三夜の月、でも、、、そんなの関係ねえ、そんなの関係ねえ!

  余生なほ憂きこと多し後の月      大波

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