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折々のうた最終章

大岡信先生の29年におよぶ連載「折々のうた」は、朝日新聞では今年三月末日に終了していますが、それをまとめた最終章「新・折々のうた9」(岩波新書)が発行されました。大岡先生の後書きによると、連載は6726回、「長い旅路」のようなものだったと書いておられますが、その長い詩歌の旅の幕切れ近くに、私の俳句「奈落より灯の洩るる秋狂言」一句で参加できたのは(116ページ)、まことに幸運だったと喜びを噛みしめています。この書には、敬愛措くあたわざる深見けん二先生や斎藤夏風先生、岡本眸先生らのそれぞれの珠玉の一句が収められているほか、私の句の隣ページ(117ページ)には、小島ゆかりさんの歌も載っていて、夢のような光栄だと胸が弾みました。前巻の「新・折々のうた8」には、亡妻さかいのこなみの歌も取り上げられていて、そのいきさつを大岡先生が書いておられますが、まさに、こなみに導かれてこの光栄に浴したようなものだと思います。以上、ともに俳句の道を歩いてきた句友の皆様への感謝をこめて、ご報告申し上げます。

  折々の一句に灯火親しめり       大波       

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