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「文」35号

西野文代さん主宰の「文」35号が家に届きました。「文」は次の36号で終刊の予定です。あと一冊かと思うと、万感胸に迫るものがあります。文代さんと初めてお会いしたのは、たぶん12年前ぐらいだったではないでしょうか。当時のアルバムを開いてみると、おやおや、私は髪の毛がフサフサしていましたなぁ(笑)。大病のあとだったのでかなり痩せています、って私の話じゃなくて、「文」の話だっ(笑)。そのころ、関西に単独で俳句修行に出かけ、神戸の句会に参加させていただいたのですが、今の「文」の重鎮の方々がずらりと居並ぶ句会は、そりゃあ恐ろしゅうございました。緊張しまくって出句したところ、あえなく無選(笑)。文代さんをはじめとする皆さんの選句がいかに厳しかったか、ということですけれど、私は心の中で泣きながら句会後の宴会に臨みました。宴会では、文代さんは実に優しいんですよお。私はどっと緊張が解けてヘロヘロに酔っ払い、帰りの新幹線の時間さえ忘れそうになり、ようやく思い出して文代さんに別れを告げ、駅のほうに歩き出したら「お~い」と誰かに呼び止められて忘れたメガネを届けていただくという始末でした。そんなことがあってからの「文」との長いご縁ですからね、私の俳句が少しはマシになったとしたら、それは「文」と文代さんのおかげであるのは間違いありません。いささか感傷的になって、とりとめのない書き込みになっちゃいましたけれど、「文」最終刊には渾身の俳句と文章を寄せたいと思っている私です。

  身に沁みて初心のころを思ひけり      大波

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