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リメイクあれこれ

考えてみると、リメイク映画っていっぱいあって、黒沢映画パクリのマカロニ・ウェスタンなんかもそうなりますかね。ちょっと前に話題になった「伊豆の踊子」などは、DVDに残っているものだけで6種類もありますよ。いちばん笑っちゃたのは、石原裕ちゃんの「嵐を呼ぶ男」のリメイク。現石原プロ重役の渡哲也が熱血ドラマーを演じるのですが、やっぱりなんとなく軽量だったかな。3回目のリメイクでは、なんと近藤マッチが嵐を呼んで、ライバル田原俊ちゃんとドラム合戦を繰り広げるのですから、笑いが止まりません。「青い山脈」もしつっこくリメイクされましたねえ。雪村いずみ版、吉永小百合版のほかに、工藤夕貴と館ひろしなどという珍しい版もあるそうで、一度観てみたいもの。「二十四の瞳」は、リメイクの田中裕子が素晴らしくて、これはこれでよかったと思いました。TVドラマは黒木瞳だったかな、名前は瞳だけれどほとんど記憶に残っていません。私が最も感動したのは、吉村公三郎監督の名作といわれる「暖流」を、増村保造監督がリメイクしたもの。左幸子が東京駅で「二号でも妾でもいい」と愛を叫ぶシーンが最高だったのですが、なんと私はオリジナルを観ていないのですね。それでもいいものはいいのですから、そういうのが最も理想的なリメイクの形なのだろうと思います。

  遠のくと思ひし秋の蝉がまた      大波

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