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青江三奈とメル・トーメ

ようやく夏風邪も快方に向かい始めましたが、頭の中はなお混濁状態。そこで音楽ばかり聴いているのですが、本日私が聴きこんだのは、1993年に青江三奈とメル・トーメがデュエットしたニューヨークのライブテープ。ジャズ・ボーカルのファンには信じられないような奇跡の組み合わせだと思いますが、それもその筈このテープは私自身がFM放送からエア・チェック(わ、懐かしい用語!)したもので、その後LP,CD化されたという話は聞いていませんから、今となっては幻のライブ・テープでございますなぁ。メル・トーメは私もナマのリサイタルに行ったことがありますが、決して美声ではないのに、その抜群のリズム感や、渋くソフィスティケートされた声、等等でシンガーズ・シンガー~歌手の中の歌手、とまで言われた人です。その超ビッグなメルを相手に、三奈さんは「ペイパー・ムーン」や「センチメンタル・ジャーニー」などを歌いまくるのですが、さすがクラブ歌手出身、ハスキー・ボイスも少しもビビることなく堂々としていて、つくづく偉大な歌手だったなあと思うのです。三奈さんのテープは、他にピアノのマル・ウォルドロンやサックスのグローヴァー・ワシントンなど、これまた超大物との共演があるのですが、こちらの方はたぶんLPから直接録音したか、新譜紹介のFM放送のエア・チェックだと思います。あのころせっせとエア・チェックしたテープの大半が、データを真面目に記入していないものですから、氏素性の知れないものになっていて、しかもかなりの量を不燃ゴミで出してしまっているのです。あ~あ、もったいない。音楽も、そしてそれに費やした時間も、労力も…。

  これほどの秋蝉やがて絶ゆるとは       大波

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