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選挙と稲妻

むか~し、私が現役の社会部記者だった時代、選挙というと私はたいてい当確判定班のデスクに座り、折れ線グラフや各地の開票数、開票所に詰まれた票の束などの電話情報を睨みながら、ピピッとインスピレーションが脳髄を走ると、「デスクっ、●●党の狸穴権造に当確を打ちましょう!」などと叫ぶ役をやっていたのでありました。そのころは、開票速報本部にまだパソコンさえロクになくて手にしていたのは古風な電卓、また出口調査などという便利なものも行われていなかったので、当確を打つのはほとんど第六感の世界。神経をギンギラに研ぎ澄まして結論を出すという、ある種アブナいゲームでもありました。そのために私は判断の妨げになるとして、現役記者時代には絶対に投票に行かなかったものです。ほとんど世捨て人になった現在、そうも言ってはおられず、ふたたび投票に行くようになったのですが、投票所に入って投票券を差し出すと、係りの人がスーパーのレジみたいにバーコード読み取り機をピピッと鳴らすのを珍しがったりしている有様です。それにしても、きょうのあの凄まじい雷雨はいったいいかなる天の声だったのでしょうか。神仏の激しい怒りなのでしょうか。明日は亡妻の命日です。

  命日をあすにこの夜のいなびかり      大波

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