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Gパンと私

昭和30年代の田舎都市の仙台で、比較的速い時期にGパンを身につけたのは、ほかでもない、大学生のこの私でした。あの頃、私は劇場の道具方や照明助手のバイトをしていたので、Gパンのような作業服がもっとも安くて便利だったのであり、特に優れたファッション感覚を持ち合わせていたというワケではありません。あの当時のGパンは、かなりゴワゴワして硬い感じがしましたね。でも、その頃から馴染んだせいでしょうか、70歳になんなんとする老人の現在も、別に違和感もなくGパンに脚を通すことができるのですから、Gパンとのつきあいも長くなったものです。ただ、昨今の若者のように、わざと裂け目をつくってGパンをはくファッションにはついていけませんね。Gパンははき古すと、本当にあのように膝の辺りが抜けて裂けてくるのですが、あんなGパンをはきたければ、大学時代の私のように肉体労働をしたらどーなんだ、とかひそかに腹の中で思っているのです。俳句吟行の仲間に、「ご隠居さん、なかなかGパンがお似合いですよ」などと言われると、ついニンマリとしてしまう他愛のないジジイでござりまするがな。

  Gパンの乾かず梅雨の露台かな     大波

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