« 2007年6月 6日 (水) | トップページ | 2007年6月 8日 (金) »

さらば、包丁

…と言っても、板前の梅宮辰夫さんが包丁を置いて故郷に帰る、なんて話じゃありません。単に家で使っていた包丁がダメになってしまったので、新しいものと換えたというだけのおハナシ。この包丁は、作った人の銘が入ったハガネづくりの三徳包丁で、亡妻が長年愛用していたものを私が受け継いだのですが、よく切れてサビの浮き加減などになかなか趣きがあり、まあまあ気に入っていました。ところが、もう耐用期限を越えていたのでしょうね、ある朝、柄の部分がパカリと割れてしまって、握れなくなってしまいました。ガムテープで柄の部分に巻いても、きっと握りづらくなり、第一危険でしょう。急遽新しく、ヘンケルのステンレス製を買いました。こうしてまたひとつ、妻の身の周りにあったものが去っていったのですが、こうしてあらゆる時間はゆっくり過ぎていくのでしょうね。ちょっぴり感傷的になってしまった六月のキッチンでした。

  魚の背に包丁を入れ夏料理       大波

| | コメント (2)

« 2007年6月 6日 (水) | トップページ | 2007年6月 8日 (金) »