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歌謡曲だよ、人生は

「大」連載の評論を考えているうちに、アタマの中が煮詰まってきて、爆発寸前。こりゃヤバイと思ってちょっと外出。駅前のシネコンのスケジュールを見ると、おおっ!、「歌謡曲だよ、人生は」つーのが、すぐ上映時間じゃないか。…てんで、すぐさまシニア料金(1000円)でご入場。どんな映画なのか、ほとんど予備知識がなかったんですけど、これは要するに、かつてヒットした歌謡曲をモチーフに、自由にバラバラに、時にはめちゃめちゃにハナシを展開させたオムニバス映画だったんですね。「僕は泣いちっち」あり、「小指の思い出」あり、おお、荒木一郎の「いとしのマックス」とか、伊藤咲子の「乙女のワルツ」まであるじゃんか。中でも可笑しかったのが、ぴんからトリオの宮史郎が自ら全身倶梨伽羅紋々のヤーさま役で出演した「女のみち」。サウナのなかで、途中で歌詞をド忘れして七転八倒するというナンセンスのきわみ。大いに笑いましたね。余貴美子の暗い情念に引きずり込まれる「懺悔の値打ちもない」には、圧倒されました。映画として完成度が高かったのは、「スウィングガールズ」の矢口史靖が監督した「逢いたくて逢いたくて」で、妻夫木聡と伊藤歩のコンビは、やっぱり実力がありますね。でも、この園まりの歌が、こんなに心に沁みるい曲だったとは!

  父の日の歌謡曲だよ人生は     大波

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