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落語を愛する、ふたたび

落語を題材にした映画やテレビドラマ、結構数があるのですが、その中でも宮藤官九郎が脚本を書いた「タイガー&ドラゴン」は面白かったですねえ。主役のヤクザ系落語家、長瀬智也のぶっきらぼうで下手な落語に迫力があって、しかも「芝浜」や「明烏」「猫の皿」といった有名な噺が巧みにドラマに読み込まれるという構成が、クドカンらしいウィットに富んだ秀作でした。このドラマで、今をときめく蒼井優が凶暴な飛び蹴り少女を演じ、毎回岡田准一に強烈な飛び蹴りを食らわせていたのが、今となってはとても懐かしい。一方、マンガの世界で落語を扱った作品として超おススメなのは、逢坂みえこの「たまちゃんハウス」です。これは上方落語のウダツの上がらない二つ目の落語家を主人公にしたナンセンス漫画ですが、作者の逢坂みえこがとことん落語を愛し抜いているのがよく分かる傑作だと思います。「デスノート」とか「バガボンド」とか物騒な漫画もいいけれど、ほんのりと笑える「たまちゃんハウス」みたいな漫画のほうが私は性に合ってるんですよねえ。

  昼顔の笑顔の花はござらぬか      大波

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