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ファム・ファタール

ファム・ファタールというのは、オトコを破滅に導く「宿命の女」、てっとりばやく言えば、魅惑的な悪女のことを言うらしいですね。実生活はともかくとして、スクリーンやブラウン管では、私の好みが、ズバリそれなんです、済みません(なぜ、謝る?)。今でも鮮烈に記憶している「ファム・ファタール」は、ゴダール「気狂いピエロ」のアンナ・カリーナです。平然と男を裏切りながら尚美しいゴダール映画の女神、私も一時期彼女に狂いまくりました。たぶん、ゴダール以上に! でも、考えてみると、私の「ファム・ファタール」は、みんなフランスの女優さんなんですね。雌猫のようなフランソワーズ・アルヌウル、はかなげな美貌のロミー・シュナイダー、なんとなく不幸せなジーン・セバーグ。その中で、これ一本というならば、「あの胸にもう一度」のマリアンヌ・フェイスフル。愛人アラン・ドロンの元にオートバイ(ハーレイ・ダヴィッドソンだぞっ)で駆けつけ、革のライダースーツのジッパーをジジッ~と下ろすと、中には輝くばかりの裸身! あの衝撃!…どうも済みません(だから、なぜ、謝る?)。決して手に入らないものに憧れるのが、まあ、普通のオトコの属性なんじゃないでしょうか。

  雷雲の去りたる一の鳥居かな      大波

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