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琵琶湖から帰りました

むかし「楽園から帰る」=リターン・トゥー・パラダイスというゲイリー・クーパー主演の映画がありましたが、今の私の気分はそんなものですね。東京は花が散りましたが、奥琵琶湖は今が桜の満開のとき。舟で湖の中心に出ると、湖畔にピンク色の桜並木が果てしなく続くのが見えて、極楽浄土でした。寒いのに震え上がりましたけどね。一足先にサン・ディエゴに旅立った猫髭先生は、この夢幻のような光景を全然見ていないのです。可哀想に。それにしても、国民宿舎「つづらお荘」はステキなお宿でしたよ。風呂場から琵琶湖の絶景を見晴らすことができ、ケータイは宿のどこへ行ってもほとんど「圏外」。静かでよく眠ることができました。夕食の海老のフライはコチンコチンに硬くて、かみ締めるとアゴの筋肉の鍛錬になり、これまたべりぃぐっど。朝早く句材探しに宿を出ると、コロロコロロと蛙が美声を張り上げ、ウグイスも谷渡り。そこにスクールバスを待っている詰襟の高校生とセーラー服の女学生がなぜか微妙な距離を置いて立っているという、平成から昭和に戻ったような懐かしい姿も目にすることができたのです。駅に着いて早々、初ツバメも、湖畔の家が一軒火事で燃えるのも見ちゃいました。いやあ、盛りだくさんだったなあ。

  夜桜は白くみづうみは真暗な      大波

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コメント

参加者22明中、M吉どんは日帰りだったので、男は大波さんとわたくしだけ。部屋の割り振りもわたくしと大波さんなのですが、ドアの張り紙が「大波様・猫髭様」。宿の人たちは一体この部屋に泊まるのは魑魅魍魎だったのではないかと脅えたのではないでしょうか(笑)。部屋からは奥琵琶湖が葛籠尾崎の岬に囲まれて竹生島(ちくぶじま)を浮かべ、桜が帯のように琵琶湖を取り巻いて、風の紋に鴨が揺れ、それはそれは夢のように美しい隠れ里でした。句会も楽しく真剣で、夜は大波さんと抱き合って寝た猫髭でした(笑)。

投稿: 猫髭 | 2007年4月17日 (火) 18時44分

「つづらお荘」はなかなかの穴場のようですね~

私の所属結社の一泊吟行は、近江今津のサンブリッジホテルに宿泊する予定です。

投稿: 海音 | 2007年4月18日 (水) 18時15分

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