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「東京タワー」のザ・ピーナッツ

映画「東京タワー」のつづきです。まず、オダギリジョーのナレーションの素晴らしさをあげておきましょう。少し湿っていて、静かに、決して余計な感情をこめず、むしろ淡々としている彼の語りが、映画に一定のトーンを与えたのではないかと思います。別録りではなくて、ラッシュを見ながら20時間以上をかけてナレーションを収録したそうで、それだけのことはあったと思います。それから、劇中の音楽! まずは、懐かしい斉条史朗の「夜の銀狐」にシビれました。「ソーログリース、デラ、ノーチェ…」というところが大好きで、幾度カラオケで絶叫したことか。でも何と言っても決定打は、ザ・ピーナッツの「キサス キサス」です。胸をかきむしっちゃうぐらいイイ曲なんですよね。映画の中でも実に効果的! 家に帰って、3枚持っているザ・ピーナッツのCDを見たら、ありゃりゃ、「キサス キサス」が入ってない、ショック! 双子のザ・ピーナッツは、こういうちょっと寂しいラテン・ナンバーを歌わせると、抜群にイイのですよね。すぐCDをさがさなくちゃ。私の歌の趣味は、こうしてどんどん時代を逆行していくのでありました。

  この町の老いたることよ花水木      大波

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