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暮春「大」句会

ようやく暖かくなったと思ったら、歳時記的にはもう春が尽きようとしているのですね。先日びわ湖畔のお寺の境内で、茶色の肌をしたお利口そうな顔立ちのトカゲを見ました。う~む、歳時記的にはお前は夏の生き物ではないか。まだ出てくるのは早い、早いっ!…きょうの「大」定例句会で一番問題になったのは、「山繭」(野生のおかいこさん)は春の季語なのか、それとも夏の季語なのかということでした。私の常用している山健(山本健吉)歳時記では、「山繭」ははっきり夏とされていますが、虚子の「新歳時記」や角川「季寄せ」などでは春です。晩春から初夏にかけての生き物なんですね。こんなふうに歳時記によってバラバラに季が違うことは結構多いです。その場合、私はそれを見た季節が当季であるということにしていますけれど……みなさまは、いかがでございましょうか?「山繭」なんて、当節なかなかお目にかかれない代物だけに、とっても勉強になりました。いやあ、句会って思いがけないことを考えさせられることがあり、やっぱり面白いっすねえ。

  山吹の花まばらなる垣寂し      大波

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