« 2007年3月30日 (金) | トップページ | 2007年4月 1日 (日) »

ライカM3 だぞっ!

実は最近、不意にクラシック・カメラの魅力に目覚めてしまいまして、最初に入手したのがニコンF3という一眼レフカメラでしたが、ビョーキはそう簡単に治まらない。とある日、ふらふらと入った新宿の中古カメラ店で、ガラスケースの中に鎮座ましましている往年の名機ライカM 3に、目はヒタと釘付けになってしまったのでありました。ライカM 3が誕生したのは半世紀以上前の1954年、当時私は16歳から17歳の青春の真っ盛り。超高価なカメラなんぞに手が出なかったのはあったりまえな話ですね。だって、そのころライカは、「1台で家1軒」と言われてたんですぜい。そのライカM 3が、今ならばギリギリ手の届く値段で目の前にある、というヒジョーに危険な状態から私は抜け出すことができませんでした。半ば夢遊病患者のようにライカに触れ、そうなるとこれを手から引き剥がすということは、もはや不可能です。「これ買います。包んでください」と言っている自分の声が、はるか遠くからエコーがかかって聞こえてきたのでした。家に戻ってふと正気に戻ると、ややっ、机の上にライカがあるではないか! そうか、オレはとうとう買ってしまったんだ。以来、暇さえあればライカを撫でさする新たなビョーキが発病したのですが、本日初めてこの愛するライカにフィルムを装てん、咲き満ちた桜の木々などを撮影いたしました。仕上がった画面を見ると、なんだか、しっとりと濡れているように花が美しい。ライカの名写真家・木村伊兵衛センセの気持ちがよぉ~く分かったのですけれど、この話はまだまだ長くなりそうだから、本日はこれでオシマイ。

  深閑と八幡様の桜かな       大波

| | コメント (1)

« 2007年3月30日 (金) | トップページ | 2007年4月 1日 (日) »