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ロング・グッドバイ

ついに出た! 村上春樹新訳のレイモンド・チャンドラー「ロング・グッドバイ」(長いお別れ)。すぐさま、買ってしまいましたね。何しろ、この「長別」は、私の青春時代のバイブルなんだ。ずっぽりチャンドラーにはまった挙句、自分でも私立探偵小説を百五十枚ほど書いて中断しそのまま原稿は行方不明、というほど思い入れのある別格の小説なんです。だから勿論、旧版のハヤカワポケミス・清水俊二訳の「長いお別れ」は、「大いなる眠り」や「さらば愛しき女よ」「かわいい女」「プレイバック」などと一緒に書棚の奥に大事にしまってあります。春樹さん訳の「ロング・グッドバイ」には、春樹さんご自身の論文並みに長~い後書がついており、今は忙しいので読むことが出来ませんが、時間ができたらゆっくり読むつもり。私の頭にすっかり染み付いている清水俊二氏の格調高いチャンドラー節が、半世紀を経てどのように変貌しているでしょうか。楽しみ、楽しみ。なお、この「ロング・グッドバイ」は、先に亡くなったロバート・アルトマン監督、エリオット・グールドのフィリップ・マーロウで映画化されていますが、この映画も大好き。

  花辛夷ひらきて長き別れかな       大波

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