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白川静先生に学ぶ

去年の十月96歳で亡くなった漢字学の権威・白川静先生。先生の有名な著書の「字訓」とか、「字通」「字統」とかいう本は、どっしり高価で、とても買うことが出来ませんでしたが、最近「白川静さんに学ぶ 漢字は楽しい」というたった千円(+税)の本が出ました。これがハンディなイラスト入りで、白川学を実に分かりやすく楽しく解説した奇蹟の本なのでした。それもその筈、著者は共同通信の筋金入りの文芸記者・小山鉄郎さんで、小山さんが白川先生を直接取材して、小中学生にも分かるように漢字の成り立ちを紹介した本なんですね。実に有り難い。たとえば「雲」という字の下の部分の「云」というのは、竜の尻尾がチョロリとのぞいて見えたものですって。わ、わ、面白っ! 「道」という字の中に「首」があるのは、古代の人が異族の首をはねて、それを捧げ持ち邪霊を祓いながら歩いたからなんですって。なんと残酷! という具合に、読み出すと面白くて面白くて、とてもやめられない。きょう一日こればかり読んでいました。「大」はもちろん、人間が正面を向いた形でしたよ。

  丘の上に学び舎のあり春の雲     大波

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