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「ゆれる」に揺れた

そらさん、房総のお花畑はきれいだったでしょう? 私も句友とともに、千倉のお花畑で一日のんびりしたことがありますが、潮騒の聞こえるお花畑ってなんとも素敵なんですよね。ところで、去年見逃していた映画「ゆれる」を、ようやく観ることができました。ブッ飛びました。映画の半分ぐらいは「それでもボクはやってない」と同じ法廷劇なんですが、私としては内容の深さにおいて「それボク」をはるかに超えていると思いました。一人の女性(真木よう子)の死をめぐる兄弟の愛憎劇で、弟オダギリジョー、兄香川照之ともに、繊細な表情と不意に激情に走る瞬発力で、最後まで目が離せない最高の演技を見せてくれました。特に、深夜オダージョが女性と愛を交わしたあと帰宅すると、香川さんが畳にペタッと座って、洗濯物を一枚一枚丁寧に畳んでいる、その張り詰めた静かな時間の描写に心から参りました。女性監督西川美和は、タダモノじゃない。ワタクシ的2006年度映画賞は、この「ゆれる」と「フラガール」に同点一位で授与いたします。

  芽柳のゆれて早緑ゆれにけり       大波

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