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漱石さんと翔さん

M吉、おかえり。無事でよかったけれど、げっ、口髭だって? ますます怪しい人になってしまったのではないかい? それはさておき、今私の手元にある一冊の本の帯封には、着物姿の美しい女性の写真が載っています。大高翔さんです。みなさん、ご存知でしょう? 以前、私は彼女と仕事上のおつきあいがありましたが、覚えていただいているかどうか、まったく自信がありません(涙)。あんなきれいな人ですもの、私のほうは忘れようったって、忘れられるものじゃありませんが…。その大高翔さんが書いたのが、「漱石さんの俳句」(実業之日本社)という本です。「漱石さん」という言い方が、翔さんらしくていいな。その夏目漱石の俳句50句を選んで、鑑賞というか、まるで漱石さんへのラブレターのようにのびのびとエッセイ風の文を展開し、それぞれにご自分の一句をつけています。漱石さんと、翔さんの二人句会ですね。考えてみれば、俳壇のアイドル的存在だった翔さんもはや三十路。結婚されて、母となられて、文章もより成熟し、きわめて自在な境地に達していると拝察いたしました。漱石ファン、俳句ファンにおすすめの一冊です。

  吾もまた則天去私の帰り花    大波

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