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つづきのどろろ

猫髭さん、映画なんて観る人によって180度印象の違う場合も多いので、あまり私の書くことを鵜呑みにしないでくださいね。「どろろ」は観る人によっては、素晴らしく面白い映画である筈ですから…。私は手塚治虫原作のイメージの豊かさに引き摺られすぎているかも知れません。特に、妖怪たちの造型の見事なこと! 当時、水木しげるらによる妖怪ブームに対抗して、手塚治虫が渾身の力であの魔物たちを創り上げたと伝えられていますが、例えば人間から顔を奪い取っては自分の顔を取り替える白面不動、炎となって闇を駆けめぐる妖馬ミドロ号、沼の底に沈んだまま妖気を発する巨大な亀、といった多彩な魔物たちに魅了されていた私としては、やっぱりちょっと引いてしまったんですね。原作では非情の武将・醍醐景光が、捨て去った我が子への愛に突然目覚めたりしなかったし…。私は、気になる映画は二度三度と観るクセがありますので、次に「どろろ」を観たときは、まったく別な感想を持つかも知れません。そのときをお楽しみに。

  新しき墓の影伸ぶ日脚伸ぶ     大波

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