« 2006年12月20日 (水) | トップページ | 2006年12月22日 (金) »

僕の歩く道

きのう最終回を迎えたTVドラマ「僕の歩く道」、いい作品だったと思います。草なぎ剛演じる自閉症の青年が、家庭や職場(動物園の飼育係)に、人としての優しさを取り戻させるようなよい影響を与えながら、自分自身も自立へ向けて成長の歩みをつづけるというテーマがストレートに心に届くドラマでした。最終回では、主人公が自転車のロードバイクのレースに出場するのですが、最後まで懸命の力走をつづけるといったような感動的かつドラマチックな盛り上がりとはならず、ゴール直前に「ピーヒョロロ」と啼くトンビの飛ぶほうへふっと寄り道してしまうという意外な展開でした。しかしそれがかえってとても爽やかで、そうか、結局これが「僕の歩く道」だったんだな、と私は十分納得できました。これで草なぎ君主演の「僕の生きる道」「僕と彼女と彼女の生きる道」につづく「僕道」三部作シリーズは終了だそうですが、草なぎ君の役者としての意欲と脚本家橋部敦子さんの深く暖かいハートが理想的なかたちで結びついた素敵なシリーズだったのではないでしょうか。この名コンビのドラマを、またいつか、ぜひ見たいと思います。

  寄り道の冬菜畑の明るかり      大波

  

| | コメント (1)

« 2006年12月20日 (水) | トップページ | 2006年12月22日 (金) »