« 2006年12月14日 (木) | トップページ | 2006年12月16日 (土) »

秋吉敏子の「希望」

秋吉久美子さんの話じゃありませんから、念の為。ジャズ界のオカンこと、秋吉敏子さんの最新にして、彼女初のシングルCD「HOPE 希望」を聴いたという話をしたいのです。このCDは、私が大好きなフランスのソプラノ歌手(おや、また、ぉフランス趣味が出ちゃったかしら)ナタリー・デッセイのCDを買おうとして、ふと隣のジャズのコーナーに視線を飛ばしたところ、カチンと手ごたえあり。おや、秋吉さんのCDだっ、,なんとたったの1200円じゃないの、えい買っちゃえ、と衝動買いをした一枚でした。聴いて、涙が出ました。ひさびさにピアノの音がストレートに魂にとどくという稀な体験をしたのです。この「希望」と言う曲は秋吉さんが被爆地広島に思いを馳せてつくった「ヒロシマ~そして終焉から」という楽曲の第3楽章で、詩人谷川俊太郎さんが歌詞をつけ、それを秋吉さんの娘マンディみちるが歌うという珍しいつくりなのですが、とにもかくにも秋吉さんの強くて澄み切って、かつ人間的なピアノの音がすべてですね。この「希望」は今月初め、秋吉さんの旦那で髭のルー・タバキンなども加わったチャリティ・コンサートで披露されたということで、ちっきしょー、ナマで聴きたかったなあ。

  日記買ふ老いには老いの希望あり     大波

| | コメント (1)

« 2006年12月14日 (木) | トップページ | 2006年12月16日 (土) »