« 2006年12月 2日 (土) | トップページ | 2006年12月 4日 (月) »

炬燵の魔力

十二月に入ると、ようやく「おお、冬だ、冬だ、冬なんだ。誰がなんと言おうと、冬なんだ」という気分になってきました。おまけに天気予報のおねえさんが、今夜はグッと冷え込むでしょうと脅かすものですから、とうとう炬燵を出すことにしました。実はかなりためらったのですが、それは「のだめカンタービレ」で主人公千秋真一がのだめの持ち込んだ炬燵に足を入れたとたん、ぐにゃぐにゃに鉄の意志を溶かされて、限りなくダメ人間になっていったのと同じく、私も炬燵にいったん入ると「ええい、仕事も俳句も、もうどうでもええわい。今はこの温みに包まれて、ひとときの甘~~い眠りを…」状態に陥ってしまうことを知っていたからです。事実、今夜私は炬燵でテレビ観賞中に(テレ朝「スマステ」の木村拓哉特集でしたが)、すうっと眠りの世界に引き込まれ、そのまま二時間熟睡。今目覚めたところです。ああ、この空白の時間がもったいない。私、あと数日で69歳になるというのに、こうして残り少ない持ち時間を消費していくのかと思うと、炬燵に棲む悪魔に愛憎こもごもの複雑な気持ちを抱かざるを得ないのであります。勇気を出して炬燵を抜け出すと、ぶるぶるぶる、ほんとうに寒いじゃないか。まあ、炬燵を出してよかったのかもね。

  十二月二日炬燵を出しにけり     大波(典型的な報告俳句です。泣)

| | コメント (3)

« 2006年12月 2日 (土) | トップページ | 2006年12月 4日 (月) »