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子育て俳句もイイぞっ

京都在住のママさん俳人から、句集が送られてきました。句集といっても、バイブルサイズを細長くしたような変型の表紙に、マグカップのふちにトンボが止まったかわゆいクレヨン(あるいはクレパス)画が描かれた絵本のような句集。「おもちゃのコップ~十七文字の育児帖」と題してあります。開いてみると、全頁に花やら玩具やらのカット絵がカラフルに配置されていて、まずそれがなんとも嬉しい。俳句はすべて手書きで、徹底して二人のお子さんをめぐる句ばかりです。もともと彼女は抜群に俳句のうまい人なので、「わが子俳句」といっても押し付けがましい点は全くなく、ほのぼのと楽しい句集なのでした。「ままごとの春の空気をいただきます」「青梅をまずころがしてみる子かな」「星飛ぶや夢の中まで乳飲んで」「こがらしにおおきな耳の赤子かな」などと読み進んでいくと、なんだか胸のあたりがほうっと暖かくなるような感じです。私は「赤子」という題の句集を出したぐらいで、「赤ちゃん俳句」にはもともとヨワいのですけれど、これはかなり気に入りましたよっ。

  他所の児をあやせば笑ふ老小春     大波

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