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あぶない本棚

ほたるさんのコメントを読んでから部屋を見回すと、う~~む、確かに危険がいっぱいですねえ。特に地震で危なそうなのが、二本の背の高い本棚。一応安全金具で止めてあるけれど、金具自体にどれだけの信頼を持てるか、よく分かりません。この本棚に入っているのが、きのう書いたように俳句と詩、映画と音楽の本ですが、いちばん重そうなのが、大枚2万5000円を払って買い求めた「吉本隆明全詩集」。こいつはなるだけ棚の低い段に入れて置こうっと。句集のほうで頭を直撃されたら一巻の終わりになりそうなのが、「原石鼎全句集」「西東三鬼全句集」「橋本多佳子集」「三橋鷹女集」「波多野爽波全集」といった曲者ぞろい。でも本当に危ないのは、高浜虚子の「五百句」(改造社、昭和12年初版本)かも。一頁に一句という贅沢な造りで、神田神保町で買ったときのお値段もずしりと重かったことを、いま思い出しました。お値段が重かった句集は、ほかに高野素十「初鴉」石田波郷「惜命」「杉田久女句集」(角川書店、初版本)なんかありますが、これらはみんな、戦後の物資不足時代の本なので、一頁の句数も多く(素十は一頁七句、久女は一頁十句ですからね)、物理的には軽い本です。これらの俳句たちに埋もれて人生を終えるというのも理想的かも知れないけれど、まあ、わたしゃ、まだまだ命は惜しいですっ(笑)。

  懐手して仰ぎ見る書架の前     大波

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