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二ノ宮知子 讃

フジテレビのドラマ「のだめカンタービレ」がまずまずの人気だそうで、漫画好き、クラシック音楽(も)好きな私めとしては、ご同慶のいたりでおじゃりまする。そもそも、このドラマの原作漫画の作者、二ノ宮知子は安野モヨコと並んで、暴走ヒロインを描かせたら天下一品のひと。のだめ(野田惠、変態ピアニスト)もその典型ですが、「GREEN~農家の嫁になりたい」という漫画のヒロイン、ワコちゃんの農村での暴走ぶりも素晴らしいものがありました。これもドラマ化されて深キョン(深田恭子)がワコちゃんを演じたのですが、NHK制作のドラマだったので、穏やかで、眠くなるほど穏やかで、原作の過激さからは新宿~八王子間ほどの距離がありました。だって、ハッピーエンディングになるはずの結婚式で、ヒロインはなんと痔、それも脱肛で、花嫁姿のまま失神してしまうんですよ!!! 抱腹絶倒の幕切れに、私は二ノ宮知子への尊敬をさらに深めたのであります。二ノ宮先生の最大傑作は「平成よっぱらい研究所」だと思います。これは自分自身をモデルにしたドキュメンタリー漫画ですが、要するに女性の酔っ払い百態を描いたすさまじい悪酔い漫画で、酔ってヘッドスライディングして、顔中擦り傷をつくったり……って、これ、まるでM吉みたいじゃないか(笑)。

  家中を掃きだす小春日和かな     大波

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