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あるカメラマンからの電話

私の仕事上の相棒、カメラマンのウッチーは容貌魁偉、体格雄大、日焼けした顔に細い目が人なつこい大の好人物です。彼とは、T羽S行先生の俳句ツアーに同行して、モンゴルまで一緒に旅行した仲ですが、深夜ゴビ砂漠に二人で並んで寝転び、すぐ目の前でピカピカ光る星星を眺めたのが忘れられません。ウッチーは、何かというと自分がバツ2であることを喧伝して、女性の関心を引こうとするのが悪いクセといえば悪いクセ。ま、若いんだから、仕方ないか。その彼から突然電話があり、「折々のうた、読みましたよ。何がすごいって天声人語より上の欄にあるのがすごい」だって…。目が点になりましたけれど、さらに「隣のキューピーマヨネーズの広告より大きい囲みなのがすごい」とウッチー。カメラマンなので、視覚的な方向から褒め称えてくれたのでしょうが、折々のうたは私の句でなくても、天声人語の上の欄で、キューピーマヨネーズより大きい枠なのっ。

  雨しづく宿す並木の秋の声     大波

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