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幸福写真

私は写真集を見るのが好きです。めんどくさい活字を読むより、一枚の写真から伝わってくるもののほうが豊かで、深くて、はるかに人間的な感じがするのです。 もちろん下手な写真ではダメだけどね。きのう紹介したウッチーは、アフガニスタンに行って戦いで荒廃した国に暮らす人々をカメラに収めては、絵葉書にしたりカレンダーにしたりしてるんですが、子どもたちの表情がすっごくいいんだなあ。シャッターを押すウッチーの人間性が、そのまま印画紙に焼き付けられるんでしょうね。最近、アラーキー、荒木経惟の「幸福写真」という写真集を買ったのですが、これは例えば子どもの料理教室とか、明治神宮の七五三、日比谷高校の合格発表、小澤征爾の稽古風景とか、バラエティに富んだ場所でのスナップ写真集というおもむきなんですが、いかにもアラーキーらしく人間くさくていい写真集だと思うんです。ここでも、やっぱり子どもたちが生き生きしていて、いとおしいですね。ああ、こんな写真の一枚のような俳句がつくれたらなあ!

  夕闇に紅色の失せ彼岸花      大波

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