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水茎の跡うるわしく

きのうの日記に「虫きいて水茎の跡たどりけり」という句を添えましたが、告白しましょう、この句は秋山夢さんの句集「水茎」(おなじみF堂発行だ!)出版への祝句なんです。この夢さんという人は、私にとっては大切な句友。諸星大二郎の恐怖漫画の存在をおしえてくれたり、韓流ドラマ「チャングムの誓い」の面白さを語ってくれたり、私の雑学的教養の一端を力強く支えてくれる人でもあります。あ、そうそう、岡本太郎イズムを注入してくれたのも夢さんだ。この夢さんの句集が、悪かろう筈がありません。なにしろ、対象を見つめて見つめて、さらにしつこく見つめて俳句をつくる人です。栞を書かれた深見けん二先生に「見ることの基本ができている」と夢さんは書かれたが、私の知る限り、深見先生は吟行中時間を忘れてまるで化石になったように句材を凝視するので有名な俳人です。その先生に「見ることの基本ができている」と褒められたんだぜ! すんげえ! 私もつい先日「一羽」という句集を出したばかりですが、夢さんの句に「一羽来て二羽映りたる秋の水」というのがあって、まるで私のとなりに並んで鳥を見つめつづける夢さんがいるみたいで、マジ嬉しくなっちゃうんです(笑)。ほんとにいい句集だから、みんな読んでくださいよ!!!

  みづくきの岡の一日の秋意かな    大波

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