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青田の風

多摩に住んでいるプラスのひとつは、家からほど遠くはない場所で、田んぼが見られることでしょうか。今年は長梅雨の影響で稲の生長が思わしくないと聞いて、田を見にいきました。田んぼでお昼にしようと、コンビニで買ったおにぎりは、北海道鮭・紀州の梅・ツナマヨの三種の神器。吟行にはこれに限るのです。田んぼに着くと、稲は青々と目にしみるようでしたが、近寄ってみると、確かに茎は短くなんだか弱弱しい。写真で見たことのあるイモチ病のように、葉に茶色のシミのようなものができたものもありましたが、まさかこれってほんとの稲の病気なんだろうか。心配しながら田んぼを見晴らす日陰の倒木に腰をおろし、むしゃむしゃとおにぎりを食べていると、通りかかった村の人々はみな不審と警戒のガンを飛ばしてくるのでした。その通り、俳人ってやっぱり怪しい人種だよな。

  切株に座せば青田の展ごれり      大波

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