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赤い殺意

先ごろ亡くなった今村昌平監督の名作のひとつに「赤い殺意」というのがあります。今村監督の作品らしく、春川ますみのヒロインが露口茂の強盗に襲われたのをきっかけに、何やらたくましい動物的な女に成長していくという物語でしたが、この映画の舞台は、私の郷里の仙台。春川ますみの夫、西村晃の愛人役で地元図書館員の楠侑子(大きなメガネかけていたな)の自宅が映し出される場面がありますが、この部屋の書棚に置かれているハヤカワ・ポケットミステリーやらなにやらの本は、全部私の本だったのです! 今村組の助監督だった私の友人が、突然拙宅を訪れ拝むように私の蔵書をごっそり借り出していったのが、映画史に残る作品の片隅に今も残っているというわけ。いやあ、感激ですなあ。ただ、楠さんの役どころが、田舎っぽい似非女性インテリというものだったと思いますが、そういう人の蔵書が私の本というのは、感激ばかりもしていられないかも(^へ^;)。

  さらば愛しき女よといふ書を曝す    大波

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