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ナベサダと月

むかし、ジャズ以外の音楽は聴く耳持たずという時代がありまして、ジョン・コルトレーンとかエリック・ドルフィーとか、トガった音楽ばかり聴いておりました。そのころは、ジャパン製のジャズなど、ほとんど聴こうともしなかったのですが、トシをとったらアーラ不思議。ナベサダ=渡辺貞夫のまろやか、穏やか、叙情的なアルト・サックス&フルートが心地よくて、心地よくての高齢者的恍惚状態になりおおせてしまったのです。今夜も、常磐津・長唄を楽しむ横丁のご隠居さんよろしく、ナベサダのボサノバなんどを静かに聴いていたところ、梅雨には珍しく澄み渡った月が中天に昇ったのであります。ま、これでいいや、もうすぐ古希なんだもの。渋茶をすすって、今度は「カリフォルニア・シャワー」でも聴くとするかのお。

  花茣蓙をのべてジャズなど聴きをりぬ    大波

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