嫌われ松子がかわいそう
映画「下妻物語」が面白かったので、封切中の「嫌われ松子の一生」を観にいきました。
中島監督のあの手この手はさらにパワーアップして、音楽の一小節まで画面にシンクロさせるミュージカル仕立てになっていましたが、その完璧なまでの仕上がりの中で、一生懸命歌ったり踊ったりの中谷美紀さんが、なんか痛々しくてかわいそうでした。もっとゆとりを持って悲劇を演じる中谷さんを観たかったなあ。面白い、面白い、面白いには違いないのだが、「軽み」に達していない映画って、なんか疲れるなあ。
「花よりもなほ」も観ましたが、こちらは疲れませんでした。はてな?
二千六年六月六日雷雨過ぐ 大波(映画「オーメン」参照のこと)
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